マイクロチップは、直径約2㎜、長さ約10~13㎜の棒状のもので外側は特殊ガラスでできていてす。 その中には個体識別の15桁のID番号の情報が入っています。 マイクロチップは体に埋め込むので、取れたり消失することはなく、一生取り換えることもありません。
マイクロチップを埋め込むには、犬は生後2週齢からとなっています。通常の注射針より少し太いチップ注入器で注入し、注射と同じくらいの痛みのようです。 費用は動物病院によって違ってきますが、数千円程度です。 都道府県によっては、マイクロチップの装着に補助金・助成金を出しているところもあります。
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■マイクロチップのメリット
マイクロチップを犬の体内に挿入しておくと、迷子や逃走して保護されたときに、リーダーという機械で情報を読み取り、飼い主をさがすことができます。
事故にあって死亡して身元が分からない場合でも、飼い主の元に帰ることができます。
■マイクロチップのデメリット
現在ではリーダーの普及率は高くなりましたが、動物保護センターや動物病院に保護されても、そこにリーダーがなければ役に立ちません。
また、保護した人が飼ってしまったら、マイクロチップを読み取ることがないので、飼い主のもとには戻りません。
頸部のマイクロチップ゚周辺のMRI撮影のときに、画像にゆがみなどが出る場合があるので、マイクロチップを摘出する必要があります。