しつけの基本・注意点

■基本的なしつけとは

柴犬を家族の一員として人間社会に溶け込ませ生活していくために、しつけや訓練をしていくことはとても大事なことです。
人間と犬がお互いに楽しく暮らせるように、そして他人に迷惑をかけないように暮らすために、しつけをする必要があります。 子犬のうちにしつけをして、成犬になってから問題行動をおこすことがないようにしましょう。
柴犬のしつけは、他の犬種よりも忍耐強く繰り返し教える必要がありますが、柴犬は賢い犬種なので、愛情を持ってほめて育てると早く覚えていきます。

●しつけをする前に、愛情をもって接することが大切です。
  • ・主従関係を作るためにも、飼い主と家族には絶対服従だということを教える。
  • ・犬と過ごす時間を多くする。
  • ・体をさわられるのをいやがらないように、たくさんスキンシップをする。
  • ・過保護にしないと同時に、必要以上の甘やかしをしないようにする。
  • ・規則正しい生活をさせる。
  • ・愛情一杯の言葉をかけてやる。
  • ・しからずにすむ環境作りをする。

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■効果的なしつけ方

●ほめてしつける
ほめる時は、心から愛情をこめていっぱいほめることが大切です。 口先だけで「よし、よし」とほめても、犬はほめられていないことを感じ取ってしまいます。 犬がほめられた時に、尻尾を振って嬉しそうな顔をしているのが効果的なほめ方です。
そんなほめ方が繰り返されることによって、犬はどうすればほめられるかがわかるようになり、次に何をすればいいかも覚えるようになってきます。

●しかり方
しつけをしている時にしかる時は、愛情と厳格をもってすることが大事です。
しつけをしていて言うことを聞かなかったり、上手くいかないときでも、怒ったりイライラしたりするのは逆効果です。 むやみにしかって犬が理解できなかったり、犬が怖がってなつかなくなったりしては困ります。

犬の性格を十分に知っておき、その犬にあったしかり方をする必要があります。
臆病で神経質な犬は、大きな声を出しただけで驚いたりするので、ゆっくりと優しく接します。 少しくらいしかられても平気でいる犬には、大げさにしかって、大げさにほめてあげる必要があります。

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