柴犬の気持ちを知る

柴犬の気持ちを声や体、動作で知る

犬は自分の気持ちを、声や表情、体を動かすなどをして表しています。 なき声の種類や声色、しっぽや耳の動きなどで犬の気持ちを理解することが大事です。
愛犬の気持ちを知り理解して、犬との関係をよりよいものにしていきましょう。

柴犬のなき声からわかる気持ち

【吠え声(ワンワン)】
声の調子と体の表現で区別します。
  •  警戒しているとき⇒何度も吠え続ける
  •  嬉しいときや面白いと思うとき
  •  遊んでいる最中や遊ぼうと誘うとき
  • 【うなり声(ウーッ)】
    うなり声が高くなったり低くなったりするときは、自信のない犬が強がりで威嚇しています。
    低いうなり声が続くときは攻撃姿勢をあらわします。鼻の上にしわを寄せて犬歯を出し、にらむ顔をしてうなり声がとまるときは、やがて攻撃を仕掛けます。

    【鼻声(クンクン・ヒンヒン)】
    お腹がすいたときや退屈なとき、外に行きたいときなど。

    【高なき(キャンキャン、キャイーン)】
    高音の声のときは、痛いとき、怖いときなどで、何度も続くときは大変な状況といえます。

    【遠吠え(ウォーウォー)】
    自分の縄張りを主張しているときや、仲間の存在を確かめるとき
    一人ぼっちで寂しいときや、助けてほしいとき
    サイレンが鳴ると遠吠えする犬がいますが、サイレンが遠吠えに似ているため、返答する意味で吠えます。

    【のど声(ウーウー、アーアー)】
    うなり声と似ていますが、犬歯をみせないで吠える声で、遊んでいるときなど楽しいときに出します。

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    柴犬の気持ちを体や動作で知る

    【恐怖心があるとき】
    初めて出会う犬や動物など、素性がわからないときにでる恐怖心のため、腰を引いてすぐに逃げ出すことができるようにしています。

    【優位や怒りを表すとき】
    体を大きく見せるため、前肢を硬直させて、毛を逆立てます。耳は前方に向けられて尻尾は垂れています。
    それは知らない犬と出会ったときに、自分の優位性を伝えたり怒ったりするときの反応です。

    【服従や好意を示すとき】
    柔軟な低い姿勢になって体を小さく見せます。
    相手の前に座り込んで、好きに臭いをかがせるのも服従や敵対心がないことを示しています。
    仰向けになってお腹をみせるのも服従をしていることを意味します。

    【嬉しい、喜んでいる】
    尻尾が規則的に早く振られたときは、嬉しかったり喜んでいたり、親愛の情を示しています。
    柴犬の尻尾はクルンとしているので、ブンブンと激しく振ることは見られないですが。

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