犬に食べさせてはいけない食べ物

犬に与えると危険な食べ物

人間が食べても無害でも、犬に与えると危険な食べ物があります。 多量に食べた場合、命にかかわることもあります。

●ネギ類(長ネギ・玉ねぎ・わけぎ・にら・らっきょう・あさつきなど)
赤血球を破壊する物質が含まれていて、溶血性貧血(ようけつせいひんけつ)の原因になるといわれています。 症状としては、嘔吐・下痢・・黄疸・肝臓肥大などをおこします。 場合によっては、死に至ることもあります。 ネギ類が入ったお味噌汁や鍋物などの汁にも含まれているので、注意しましょう。

●チョコレート
チョコレートに含まれるテオブロミンという物質が、強心作用や興奮作用を引き起こします。 症状は嘔吐や下痢、最悪の場合は死亡することもあります。 小型犬の場合、板チョコを3枚食べると致死量になるといわれています。

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●エビ・イカ・タコ・カニ・貝類
消化不良をおこしやすいです。 特に生は避けたほうがいいでしょう。

●鶏肉の骨
鶏肉の骨は折れた部分が鋭くてとがっているため、のどや内臓に刺さる恐れがあります。 危険なので与えないようにしましょう。

●牛乳
個体差がありますが、人間用の牛乳は下痢や軟便を起こしやすいです。 犬用のミルクを与えましょう。

●生卵
生卵の卵白に含まれるアビジンによりビタミンのバランスを崩し、皮膚炎・疲労・結膜炎を起こす可能性があります。 加熱すれば問題ありません。

●ブドウ・レーズン
個体差はありますが、嘔吐や腎不全を起こすことがあり、最悪の場合は死亡することもあります。

●じゃがいもの芽
人間にも危険なように、じゃがいもの芽や緑色の皮の部分は毒があります。

●タケノコ
結石の原因となる硝酸を多く含んでいて、消化が悪くアクが強いです。

●ナッツ類(アーモンド・ピーナッツ・くるみなど)
リンを多く含んでいるので尿石のもとになります。

●トマト・ナスの芽や葉
芽や葉を誤食すると、嘔吐、腹部の痛み、血便、下痢、めまい、呼吸困難などをひきおこすことがあります。

●キシリトール
嘔吐、肝機能障害がおこり、最悪では死亡することもあります。 キシリトール入りの歯磨き粉などにも注意しましょう。

●アボガド
アボカドに含まれるペルジンに毒素が含まれているので、多量に摂取すると嘔吐や下痢がおこり、死亡する恐れもあります。

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