柴犬の毛の手入れ/ブラッシング・シャンプー

ブラッシング

柴犬の毛はダブルコートといって、上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)の二重構造になっています。 「換毛期」はアンダーコートが生え変わる時期のことで、春先と秋口になります。春先は夏に向けて涼しくなるように冬毛が抜けて夏毛が生えてきます。秋口には冬に向けて夏毛が抜けて冬毛が生えてきます。

古い抜けた毛(死毛)をそのまましておくと、被毛に死毛が絡まって毛玉になり、皮膚の新陳代謝が悪くなって皮膚病になることがあります。 この「換毛期」には、特にブラッシングを念入りにする必要があります。 また、ブラッシングすることで愛犬の全身チェックができ、異変などに気づくことができます。 「換毛期」以外でも、柴犬は抜け毛が多いので、定期的にブラッシングをしてあげましょう。

子犬のときにはいきなりブラッシングをしないで、 ブラシをいやがらないように、楽しいことと思わせるように少しずつ運んでいくようにしましょう。 ブラッシングしながら頭やお腹をなでたり、話しかけたりして、時間を延ばしていくようにします。

ブラシはさまざまなタイプがあるので、好みの使い勝手が良いものを選んでください。 最後にコームで毛並みを整えて仕上げるのがいいでしょう。

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シャンプー

シャンプーによって被毛や皮膚を清潔にし、皮膚病を予防し改善することができます。 柴犬はシャンプーは1ヶ月に1回が目安です。 シャンプーをしすぎると皮膚を傷めて毛づやが悪くなったり、アレルギーの炎症をおこしたりすることがあります。

シャンプーの前にブラッシングをしておきます。
体全体にぬるま湯で濡らしてから、一度シャンプーで軽く洗い、流します。 そうしてからもう一度シャンプーをして今度はしっかりと洗います。すすぎは泡などが残って皮膚病になることがないように、しっかりとすることが大事です。 洗い終わると身震いするので、それで水分が飛び散り、その後タオルドライをします。
ドライヤーで乾かすときは、ドライヤーの風は強すぎないようにして、約30cmくらい離してかけるようにします。

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