柴犬の食事について

食事の与え方

子犬を迎えて1週間くらいは、入手先のペットショップやブリーダーで与えていたドックフードと同じものを与えるのがいいでしょう。 食事の回数は生後6ヶ月までは1日3~4回、6ヶ月以降は1~2回が目安です。

食事は毎日同じ時間帯で、同じ場所と同じ食器で与えるようにします。 飼い主と食事の時間が同じ場合は、飼い主が食べ終わってから犬に与えるようにします。 飼い主がリーダーであることをわからせ、主従関係をしっかりする必要があります。
食事を与えるときは、「オスワリ」「マテ」「ヨシ」を言うようにしましょう。

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食事の問題行動

●食べ物を食器の外に出してしまう
食器の中の食べ物をくわえて、食器の外に出してしまうことがあります。 そんなときは「イケナイ」と言ってその食べ物を取り上げます。 「オスワリ」をさせてからその食べ物を食器に戻してやります。
食器の中で食べられるように、何度でも繰り返し教えるようにします。

●食事中にうなるときは
犬が食事中に飼い主や家族が近づいたり、手を近づけたりすると、「ウ~ッ」っとうなる場合があります。 それは食べ物をとられまいとする「防衛本能」が働いているからです。
この場合は、食事のときに飼い主がなでたりほめたりして、「人間は食べ物はとらない」と教えてあげます。
または食器を手に持ったまま与えたり、途中でフードを追加したりする方法もあります。

●偏食を直すには
すぐに食べないときは、食器ごと片付けてしまいます。
食べないからと言って、他の好物を与えてはいけません。 食べなければもっと美味しいものが出てくると覚えてしまい、ますます偏食になってしまいます。 偏食が直らないときは、おやつもあげないようにします。
健康な犬なら、1日くらいは食べなくても大丈夫です。

●人が食べているものを欲しがる
人が食べているものは、塩分や糖分、脂肪分が多く、犬に与えると肥満や腎臓病になるおそれがあります。 飼い主や家族が食事中は、決して食べ物を与えないようにします。 1度与えてしまうと、毎回ねだるようになってきてしまいます。

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